“恵那郷”の読み方と例文
読み方割合
えなごう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十兵衛にも、故郷にのこしてある母があった。郷里、美濃国みののくに恵那郷えなごう明智あけちしょう明智城あけちじょうにひとりの老母が待っている。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
故郷くにもとには、母もおり、明智城もあって、食客をしなければならないような境遇では決してなかったが、何分にも、恵那郷えなごうの山地では、読みたい書物を手に入れるのもままにならないし、それに
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)