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『旧師の家』
ふりがな文庫
『
旧師の家
(
きゅうしのいえ
)
』
私が故郷の街から筑波山を見て過ごした月日は随分と永いことだった。 その麓には筑波根詩人といわれている横瀬夜雨氏がいた。故長塚節氏がいた。 そこから五六里の距離にある故郷枕香の里(古名)の青年間にも文学熱が盛んだった。私もいつかそのお仲間に入 …
著者
若杉鳥子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
喫驚
(
きっきょう
)
大宝
(
だいほう
)
失
(
な
)
冠
(
かぶ
)
抛
(
ほう
)
枕香
(
まくらが
)
沙沼
(
さぬま
)
渉
(
わた
)