トップ
>
支考
>
しかう
ふりがな文庫
“
支考
(
しかう
)” の例文
寧ろ
頗
(
すこぶ
)
る熱心に海彼岸の文学の表現法などを自家の
薬籠
(
やくろう
)
中に収めてゐる。たとへば
支考
(
しかう
)
の伝へてゐる下の逸話に
徴
(
ちよう
)
するが好い。
芭蕉雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
此時
病床
(
びやうじやう
)
の
下
(
もと
)
にありし門人○
木節
(
もくせつ
)
(翁に薬をあたへたる医なり)○
去来
(
きよらい
)
○
惟然
(
ゐねん
)
○
正秀
(
せいしう
)
○
之道
(
しだう
)
○
支考
(
しかう
)
○
呑舟
(
どんしう
)
○
丈草
(
ぢやうさう
)
○
乙州
(
おつしう
)
○
伽香
(
かかう
)
以上十人なり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
「
其角
(
きかく
)
、
風雪
(
らんせつ
)
、
去来
(
きよらい
)
、
丈草
(
ぢやうさう
)
、
野坡
(
やば
)
、
杉風
(
さんぷう
)
、
北枝
(
ほくし
)
、
凡兆
(
ぼんてう
)
、
支考
(
しかう
)
……」
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
此時
病床
(
びやうじやう
)
の
下
(
もと
)
にありし門人○
木節
(
もくせつ
)
(翁に薬をあたへたる医なり)○
去来
(
きよらい
)
○
惟然
(
ゐねん
)
○
正秀
(
せいしう
)
○
之道
(
しだう
)
○
支考
(
しかう
)
○
呑舟
(
どんしう
)
○
丈草
(
ぢやうさう
)
○
乙州
(
おつしう
)
○
伽香
(
かかう
)
以上十人なり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
それを書く時は「
花屋日記
(
はなやにつき
)
」といふ芭蕉の臨終を書いた本や、
支考
(
しかう
)
だとか其角だとかいふ連中の書いた臨終記のやうなものを参考とし材料として
一つの作が出来上るまで:――「枯野抄」――「奉教人の死」――
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
▼ もっと見る
その
容子
(
ようす
)
をぢろぢろ眺めながら、
古法衣
(
ふるごろも
)
の袖をかきつくろつて、無愛想な
頤
(
おとがひ
)
をそらせてゐる、背の低い
僧形
(
そうぎやう
)
は
惟然坊
(
ゐねんばう
)
で、これは色の浅黒い、
剛愎
(
がうふく
)
さうな
支考
(
しかう
)
と肩をならべて、木節の向うに坐つてゐた。
枯野抄
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
支
常用漢字
小5
部首:⽀
4画
考
常用漢字
小2
部首:⽼
6画
“支”で始まる語句
支
支那
支度
支那人
支配
支倉
支配人
支離滅裂
支柱
支障