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懵然
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ぼんやり
ふりがな文庫
“
懵然
(
ぼんやり
)” の例文
(
暑
(
あつ
)
い
日
(
ひ
)
で
直
(
すぐ
)
に
眠
(
ねむ
)
くなつたり、
懵然
(
ぼんやり
)
するものだから一
心
(
しん
)
に)
心
(
こゝろ
)
の
中
(
うち
)
で
考
(
かんが
)
へてゐますと、
突然
(
とつぜん
)
可愛
(
かあい
)
い
眼
(
め
)
をした
白兎
(
しろうさぎ
)
が、その
傍
(
そば
)
に
驅
(
か
)
け
寄
(
よ
)
つて
來
(
き
)
ました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
「
善
(
い
)
いも悪いもあるものか、僕が引受けたからかまはんよ。遊佐、君の事ぢやないか、何を
懵然
(
ぼんやり
)
してゐるのだ」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
絶
(
た
)
えず
金魚
(
きんぎよ
)
の
事
(
こと
)
ばかり
考
(
かんが
)
へてゐたので、
直
(
たゞ
)
ちに
彼等
(
かれら
)
を
集
(
あつ
)
め、
各々
(
おの/\
)
その
席
(
せき
)
へ
歸
(
かへ
)
してやらなければならない、さもなければ
皆
(
みん
)
な
死
(
し
)
んで
了
(
しま
)
うだらう、と
愛
(
あい
)
ちやんは
只
(
たゞ
)
懵然
(
ぼんやり
)
さう
思
(
おも
)
つてたものですから。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
懵
部首:⼼
18画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“懵”で始まる語句
懵
懵乎
懵々
懵学無識