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怖
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ご
ふりがな文庫
“
怖
(
ご
)” の例文
怖
(
こ
)
わ
怖
(
ご
)
わその子を抱いて来ると、すぐに自分が受け取りながら、「おお、これは可愛い子だ。泣くな。泣くな。
今日
(
きょう
)
からおれが養ってやるわ。」
捨児
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
彼は長い
躊躇
(
ちゅうちょ
)
のあとで
怖
(
こ
)
わ
怖
(
ご
)
わ、朝の白い光線に曝された、恋人の上にかがみ込んで、彼女の体を注視した。
虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
一同、麦酒の酔も醒果てゝ、やゝ暫くは呆々然としてゐたが、そのうち
怖
(
こ
)
は
怖
(
ご
)
は小半次が
落語家温泉録
(新字旧仮名)
/
正岡容
(著)
怖
(
こ
)
わ
怖
(
ご
)
わ
右手
(
めて
)
をあげて、自分の顔を
撫
(
な
)
でまわしてみた。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
同時に又
水瓶
(
みずがめ
)
の中から猿が一匹
躍
(
おど
)
り出し、
怖
(
こ
)
わ
怖
(
ご
)
わ十字架に近づこうとする。それからすぐに又もう一匹。
誘惑
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
▼ もっと見る
怖
(
こ
)
わ
怖
(
ご
)
わそこへ目を当てました、最初は眼界全体にむら雲の様なものが
拡
(
ひろま
)
って、何が何だか分りませんでしたが、目の距離を色々に換えている内に、やがて、その向側に、恐しい物の蠢いているのが
パノラマ島綺譚
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
房子はとうとう思い切って、
怖
(
こ
)
わ
怖
(
ご
)
わ
後
(
うしろ
)
を振り返って見た。が、果して寝室の中には、
飼
(
か
)
い
馴
(
な
)
れた三毛猫の姿さえ見えない。やはり人がいるような気がしたのは、病的な神経の
仕業
(
しわざ
)
であった。
影
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
怖
常用漢字
中学
部首:⼼
8画
“怖”を含む語句
恐怖
怖々
可怖
驚怖
怖気
畏怖
怖毛
物怖
怖怖
空怖
恐怖心
懼怖
恐怖症
怖気立
怖気付
大畏怖
利牙爪可怖
怖氣
怖畏
怖味
...