おこり)” の例文
死人しにんのような目で空をにらむように人の顔を見ています。おお、気味が悪い。あれは人間ではございませんぜ。旦那様だんなさま、おおこりなすってはいけません。
其位そのくらゐぢや滿足まんぞく出來できないわ』といたましげなこゑあはれなあいちやんがつぶやいて、さておもふやう、『うかして芋蟲いもむしおこりッぽくしない工夫くふうはないものかしら』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
「看護婦さんも看護婦さんだよ。女の癖によくも平氣で居られるもんだねえ。何時いつだつて、十二時頃迄あれなんだもの。あれで大貫さんみたいなのが色魔つていふのかもしれないねえ。男ぶりは惡いし、のんだくれだし、おこりつぽいし……」
大阪の宿 (旧字旧仮名) / 水上滝太郎(著)