“大聖威怒王”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だいしょういぬおう50.0%
だいしやうゐぬわう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちぇイぬしを……主たちを……ああ忍藻が心苦しめたも、虫…虫が知らせたか。大聖威怒王だいしょういぬおうも、ちぇイ日ごろの信心を
武蔵野 (新字新仮名) / 山田美妙(著)
「胸は騒ぐに何事ぞ。早く大聖威怒王だいしょういぬおうの御手にたよりて祈ろうに……発矢はッし、祈ろうと心をばすかしてもなおすかし甲斐もなく、心はいとど荒れに荒れて忍藻のことを思い出すよ」
武蔵野 (新字新仮名) / 山田美妙(著)
大聖威怒王だいしやうゐぬわう折伏しやくぶくの御劒をも借り奉り、迦楼羅かるらの烈炎の御猛威おんみやうゐにもり奉りて、直に我が皇の御敵を粉にも灰にもくだき棄て申すべし、さりながら皇の御敵の何処いづくの涯にもあらばこそ
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)