心實しんじつ)” の例文
そへ種々いろ/\禮物れいものおくりけるゆゑ五八はにはか分限ぶげんとなり何れも其家々そのいへ/\繁昌はんじやうなせし事實に心實しんじつほど大切たいせつなるものはなしと皆々感じけるとなん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
そへせがれ夫婦ふうふならびに喜八が是まであつ世話せわなりれいとしてつかはしまた吉原よしはら男藝者をとこげいしや五八は心實しんじつなる者故吉右衞門きちゑもんよろこびの餘りせがれいのちの親なりとがう禮金れいきん三百兩をおくまた初瀬留はせとめよりも衣類いるゐ其外目録もくろくにして委細ゐさいの文を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)