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御親父樣
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ごしんぷさま
ふりがな文庫
“
御親父樣
(
ごしんぷさま
)” の例文
新字:
御親父様
へい、
陰徳
(
いんとく
)
は
何
(
な
)
んとやら、と
御酒
(
ごしゆ
)
の
上
(
うへ
)
では、
能
(
よ
)
く
御親父樣
(
ごしんぷさま
)
がお
話
(
はな
)
しになりましたが、
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
の
事
(
こと
)
と
申
(
まを
)
しますものは、
書物
(
しよもつ
)
の
通
(
とほ
)
りには
參
(
まゐ
)
りませんで。
月夜車
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
しみ/″\
存
(
ぞん
)
じて
居
(
を
)
りますのは、まだ
七歳
(
なゝつ
)
八歳
(
やつ
)
、
御親父樣
(
ごしんぷさま
)
も、
御存命
(
ごぞんめい
)
の
時分
(
じぶん
)
でござりますから、
彼是
(
かれこれ
)
雜
(
ざつ
)
と二十
年
(
ねん
)
。
月夜車
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
此
(
これ
)
に
就
(
つ
)
けては
御親父樣
(
ごしんぷさま
)
、
御新造樣
(
ごしんぞさま
)
も
大概
(
たいがい
)
御心配下
(
ごしんぱいくだ
)
すつた
事
(
こと
)
ではござりません。
友造
(
ともざう
)
や、
身體
(
からだ
)
を
謹
(
つゝし
)
め、
友
(
とも
)
さん、
酒
(
さけ
)
をお
飮
(
の
)
みでないよ、と
親身
(
しんみ
)
に
仰有
(
おつしや
)
つて
下
(
くだ
)
さります。
月夜車
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
親
常用漢字
小2
部首:⾒
16画
父
常用漢字
小2
部首:⽗
4画
樣
部首:⽊
15画
“御親父”で始まる語句
御親父
御親父様