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御奇特
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ごきどく
ふりがな文庫
“
御奇特
(
ごきどく
)” の例文
智山 唯今御息女よりも右樣の儀をうけたまはつたが、さりとは
御奇特
(
ごきどく
)
のことに存じまする。してお身が佐々木殿でござるよな。
佐々木高綱
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
成程
(
なるほど
)
、
夫
(
それ
)
は
何
(
ど
)
うも
御奇特
(
ごきどく
)
な事で、お
前
(
まい
)
が
葬式
(
とむらひ
)
を出して
呉
(
く
)
れゝば誠に
有難
(
ありがた
)
いね、ぢやア
何分
(
なにぶん
)
お
頼
(
たの
)
ウ
申
(
まうし
)
ますよ、今に
私
(
わたし
)
も
行
(
ゆ
)
きますが、
早桶
(
はやをけ
)
や
何
(
なに
)
かの
手当
(
てあて
)
は。
黄金餅
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「や、それは
御奇特
(
ごきどく
)
な事で——御前などもちとごいっしょにやったらよかろう」
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「
御奇特
(
ごきどく
)
のことですと坊さんも褒めていました」
人生正会員
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
御利益
(
ごりやく
)
、——
御奇特
(
ごきどく
)
、
祝着
(
しゅうじゃく
)
に存じ奉る。
多神教
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
▼ もっと見る
唱えて……。これから何処へかお寺参りにでも行くのかね。はは、お若けえのに
御奇特
(
ごきどく
)
なことだ
半七捕物帳:47 金の蝋燭
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
番「誠によい
御奇特
(
ごきどく
)
をなさいました」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
つけてやりなさる。
御奇特
(
ごきどく
)
のことだ、仏もさぞ喜んでいるだろう。さて其の仏のまえでお前さんに少し話したいことがある。ここの娘もつながる縁らしいから、おふくろと一緒にここへ呼んでもいいかね
半七捕物帳:38 人形使い
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
奇
常用漢字
中学
部首:⼤
8画
特
常用漢字
小4
部首:⽜
10画
“御”で始まる語句
御
御馳走
御前
御意
御座
御簾
御尤
御覧
御免
御堂