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後
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アト
ふりがな文庫
“
後
(
アト
)” の例文
寛の「驢馬とその他」驢馬のところだけ、それから
後
(
アト
)
一首、よろし。あとは首をそろえるため、のばして、のばしてある。よくない。
日記:14 一九二八年(昭和三年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
之も訣らぬ言葉の一つで、心許ないなどと訳すのは、一番素樸な解釈であるが、之も結局はひどいといふ意味の語らしく、「ひどい……」といふ
後
(
アト
)
の語を省いて了ふ。
古代中世言語論
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
その
後
(
アト
)
、彼は久振に、憂鬱を味はゝされた。
校長
(新字旧仮名)
/
中原中也
(著)
然れども 亡き
後
(
アト
)
なれば
我が愛する詩人の伝記
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
其で凡、都遷しのなかつた形になつたので、
後
(
アト
)
から/\地割りが出來て、相應な
都城
(
トジヤウ
)
の姿は備へて行つた。其數朝の間に、舊族の屋敷は、段々、家構へが整うて來た。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
▼ もっと見る
その
後
(
アト
)
また妻君が黙つて時計を見上げた。
蜻蛉:――飜弄さる
(新字旧仮名)
/
中原中也
(著)
其で凡、都遷しのなかつた形になつたので、
後
(
アト
)
から/\地割りが出來て、相應な
都城
(
トジヤウ
)
の姿は備へて行つた。其數朝の間に、舊族の屋敷は、段々、家構へが整うて來た。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
其で
凡
(
オヨソ
)
、都遷しのなかつた形になつたので、
後
(
アト
)
から/\地割りが出来て、相応な
都城
(
トジヤウ
)
の姿は備へて行つた。其数朝の間に、旧族の屋敷は、段々、家構へが整うて来た。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
伊勢の巫女様、尊い姉御が来てくれたのは、居睡りの夢を
醒
(
サマ
)
された感じだつた。其に比べると、今度は深い睡りの
後
(
アト
)
見たいな気がする。あの音がしてる。昔の音が——。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
夕闇の上に、目を疑ふほど、鮮やかに見えた山の姿。二上山である。その二つの峰の間に、あり/\と
莊嚴
(
シヤウゴン
)
な人の俤が、瞬間顯れて消えた。
後
(
アト
)
は、眞暗な闇の空である。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
夕闇の上に、目を疑ふほど、鮮やかに見えた山の姿。二上山である。その二つの峰の間に、あり/\と
莊嚴
(
シヤウゴン
)
な人の俤が、瞬間顯れて消えた。
後
(
アト
)
は、眞暗な闇の空である。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
夕闇の上に、目を疑ふほど、鮮やかに見えた山の姿。二上山である。その二つの峰の間に、あり/\と
荘厳
(
シヤウゴン
)
な人の俤が、瞬間
顕
(
アラハ
)
れて消えた。
後
(
アト
)
は、真暗な闇の空である。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
其に比べると、今度は深い睡りの
後
(
アト
)
見たいな氣がする。あの音がしてる。昔の音が——。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
其に比べると、今度は深い睡りの
後
(
アト
)
見たいな氣がする。あの音がしてる。昔の音が——。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
日本の国語に
飜
(
ウツ
)
し
後
(
アト
)
づけて行つた詩のことばことばが、らんぼおやぼおどれいるや、さう謂つた人の育つて来、又人々の特殊化して行つたそれ/″\の国語の陰影を吸収して行かないのである。
詩語としての日本語
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“後(
前後
)”の解説
前後(ぜんご・まえうしろ)とは、六方位(六方)の名称の一つで、縦や奥行を指す方位の総称。この内、進む方向を前(まえ)、これと対蹠に退く方向を後(うしろ)という。
古くは「まへ」・「しりへ」とも呼ばれた。「へ」は方向を指し、「まへ」は目の方向、「しりへ」は背の方向である。
(出典:Wikipedia)
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
“後”を含む語句
後退
最後
後妻
午後
背後
後日
後生
後方
其後
以後
後継
後日譚
前後
後裔
後々
向後
後見
後宮
後来
明後日
...