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弔合戦
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とむらいがっせん
ふりがな文庫
“
弔合戦
(
とむらいがっせん
)” の例文
「もう、とりかえしがつかない。このうえは、
弔合戦
(
とむらいがっせん
)
あるばかりだ。ゴールド大使には、しばらく秘密にして置け」
二、〇〇〇年戦争
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
彦島に備えていた巌流方の一門も、彼を途中に
擁
(
よう
)
して師巌流の
弔合戦
(
とむらいがっせん
)
に及んだというはなしは遂に残っていない。
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
武田の
滅
(
ほろ
)
びた天正十年ほど、徳川家の運命の
秤
(
はかり
)
が
乱高下
(
らんこうげ
)
した年はあるまい。
明智光秀
(
あけちみつひで
)
が不意に起って信長を討ち取る。
羽柴秀吉
(
はしばひでよし
)
が
毛利
(
もうり
)
家と
和睦
(
わぼく
)
して
弔合戦
(
とむらいがっせん
)
に取って返す。
佐橋甚五郎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
『旗風』の
弔合戦
(
とむらいがっせん
)
がはじまったのだ。
昭和遊撃隊
(新字新仮名)
/
平田晋策
(著)
「
弔合戦
(
とむらいがっせん
)
、これでやめ」
ぶどう畑のぶどう作り
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
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殊に、この
弔合戦
(
とむらいがっせん
)
の主唱者が明確に秀吉であり、その
糾合
(
きゅうごう
)
に応じて立った以上、今となって
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
信孝君
(
のぶたかぎみ
)
をお迎え申して、子としては、父なき御孝道を尽させ給い、臣としては先君の
弔合戦
(
とむらいがっせん
)
、ここは死生も御一緒に、御旗をひとつに、昨朝来、書簡を以て再三御参会を
促
(
うなが
)
しまいらせたが
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
もうそろそろ北国
街道
(
かいどう
)
の雪も
解
(
と
)
けてまいったはず、春となれば、
秀吉
(
ひでよし
)
と、
弔合戦
(
とむらいがっせん
)
をやるべく意気ごんでいた
柴田勝家
(
しばたかついえ
)
が、
北
(
きた
)
ノ
庄
(
しょう
)
から
近江路
(
おうみじ
)
へかけて、ミッシリ
軍勢
(
ぐんぜい
)
をそなえているでございましょう
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「故右大臣家の
弔合戦
(
とむらいがっせん
)
」
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
弔
常用漢字
中学
部首:⼸
4画
合
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
戦
常用漢字
小4
部首:⼽
13画
“弔”で始まる語句
弔
弔辞
弔旗
弔問
弔詞
弔歌
弔儀
弔鐘
弔慰
弔文