“康平”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かうへい50.0%
こうへい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
時は治承ぢしようの春、世は平家の盛、そも天喜てんぎ康平かうへい以來九十年の春秋はるあき、都もひなも打ち靡きし源氏の白旗しらはたも、保元ほうげん平治へいぢの二度のいくさを都の名殘に、脆くも武門の哀れを東海の隅に留めしより
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
鶴ヶ岡八幡宮はちまんぐうは、康平こうへいの秋、ご父子が奥州征伐のご祈願に、石清水いわしみず勧請かんじょうなされたのがその縁起であるやに聞いておる
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)