“幾疋”の読み方と例文
読み方割合
いくひき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……で、をつけた幾疋かを、淀橋したが、三日四日から、をつけて、もとのふと、んだのがちら/\る。
番茶話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
この北海の上ばかりでも、幾疋の子供をなくした海豹がいるか知れない。しかし、お前は、子供にやさしいから一倍悲しんでいるのだ。そして、私は、それだからお前をかわいそうに思っている。
月と海豹 (新字新仮名) / 小川未明(著)
……樹の枝じゃ無い、右のな、そのの中腹ぐらいな処を、熊笹の上へむくむくと赤いものがいて出た。幾疋となく、やがて五六十、夕焼がそこいらを胡乱つくように……猿だ。
朱日記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)