年始状ねんしじやう)” の例文
A  それやきみすこしは薄氣味うすぎみわるくなるだらうぢやないか。つた十八まん五千七百九十九まい年始状ねんしじやう大隈邸おほくまていはこびこまれてさへ新聞種しんぶんだねになるんだもの。
ハガキ運動 (旧字旧仮名) / 堺利彦(著)
A だつてきみしか國民こくみん多數たすう年始状ねんしじやうやうになつてたまへ。おれ計算けいさんれば、すくなくとも三千四百五十六萬七千八百九十九まい葉書はがき衆議院しうぎゐんひこむわけだ。
ハガキ運動 (旧字旧仮名) / 堺利彦(著)
A 持藥ぢやくかつたね。なにしろマアそれでヒステリーびやうだの悋氣病りんきびやうだのがなほれば結構けつこうだ。年始状ねんしじやう無暗むやみ澤山たくさんしたりするのにくらべると、君等きみらのはけだ葉書利用法はがきりようはふ上乘じやうじようなるものだね。
ハガキ運動 (旧字旧仮名) / 堺利彦(著)