トップ
>
小棚
>
こだな
ふりがな文庫
“
小棚
(
こだな
)” の例文
君子
(
くんし
)
は
庖廚
(
はうちう
)
の
事
(
こと
)
になんぞ、
關
(
くわん
)
しないで
居
(
ゐ
)
たが、
段々
(
だん/\
)
茶
(
ちや
)
の
間
(
ま
)
に
成
(
な
)
り、
座敷
(
ざしき
)
に
及
(
およ
)
んで、
棚
(
たな
)
、
小棚
(
こだな
)
を
掻
(
か
)
きまはし、
抽斗
(
ひきだし
)
をがたつかせる。
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
金博士の視線は、さっきから、飾窓の
小棚
(
こだな
)
にのせられてある洋酒の群像に
釘
(
くぎ
)
づけになっている。
毒瓦斯発明官:――金博士シリーズ・5――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
朝のうちに、
竪形
(
たてがた
)
ピアノを運ばせておいた。自分の最も大事な最も好きな書物を数冊選んで、
枕頭
(
ちんとう
)
の
小棚
(
こだな
)
にのせておいた。どんな
些細
(
ささい
)
なものも、愛情をこめて考えなかったものはない。
ジャン・クリストフ:06 第四巻 反抗
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
造花屋と云う怪しい看板をかけて店の
小棚
(
こだな
)
に
種種
(
いろいろ
)
の造花を並べていた。
水魔
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
棚
常用漢字
中学
部首:⽊
12画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父