“寄書”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よせがき66.7%
きしよ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おい、あの、君のあまツたるい寄書よせがきは今度限りよすよ、讀者から新聞の品格がさがるといふ忠告が來るから」と云ふ。
泡鳴五部作:03 放浪 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
京都といふ土地は妙な習慣のあるところで、少し文字をつた男が四五人集まると、屹度きつと画箋紙ぐわせんし画絹ゑきぬをのべて寄書よせがきをする。亡くなつた上田敏博士は、そんな時にはきまつたやうに、ヘラクリトスの
山田やまだ読売新聞よみうりしんぶんへは大分だいぶ寄書きしよしてました、わたしは天にも地にもたゞ一度いちど頴才新誌えいさいしんしふのにやなぎえいじた七言絶句しちごんぜつくを出した事が有るが、其外そのほかにはなにも無い
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
この人はなんでも十三四のころから読売新聞よみうりしんぶん寄書きしよしてたので、文章ぶんしやうを見た目でこの人をると、まるうそのやうなおもひがしました、のち巌谷いはや初対面しよたいめんの時の事を言出いひだして
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)