“よせがき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
寄書66.7%
寄垣33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おい、あの、君のあまツたるい寄書よせがきは今度限りよすよ、讀者から新聞の品格がさがるといふ忠告が來るから」と云ふ。
泡鳴五部作:03 放浪 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
京都といふ土地は妙な習慣のあるところで、少し文字をつた男が四五人集まると、屹度きつと画箋紙ぐわせんし画絹ゑきぬをのべて寄書よせがきをする。亡くなつた上田敏博士は、そんな時にはきまつたやうに、ヘラクリトスの
寄垣よせがき前で下馬すると、将軍はお仮屋のうちで少憩。辰の下刻、鳥見役の案内で狩場に立ちいでる。
顎十郎捕物帳:09 丹頂の鶴 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)