“きしよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
寄書50.0%
貴所50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山田やまだ読売新聞よみうりしんぶんへは大分だいぶ寄書きしよしてました、わたしは天にも地にもたゞ一度いちど頴才新誌えいさいしんしふのにやなぎえいじた七言絶句しちごんぜつくを出した事が有るが、其外そのほかにはなにも無い
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
この人はなんでも十三四のころから読売新聞よみうりしんぶん寄書きしよしてたので、文章ぶんしやうを見た目でこの人をると、まるうそのやうなおもひがしました、のち巌谷いはや初対面しよたいめんの時の事を言出いひだして
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
めさ突然とつぜんと尋ねらるゝは貴所きしよには當時の役人中にて發明はつめいは誰れとの評判と存ぜらるゝやとたづねらるゝに伊勢守は不思議ふしぎの尋なりと當惑たうわくながら暫く思案して答へられけるは御意に候當節御役人の中には豆州侯づしうこう其許そのもと
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)