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宿賃
ふりがな文庫
“宿賃”の読み方と例文
読み方
割合
やどちん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やどちん
(逆引き)
代金
(
だいきん
)
は
誰
(
だれ
)
がきめたものか、いづこも
宿賃
(
やどちん
)
二三
百円
(
びやくゑん
)
を
除
(
のぞ
)
いて、
女
(
をんな
)
の
収入
(
しうにふ
)
は
客
(
きやく
)
一人
(
ひとり
)
につき
普通
(
ふつう
)
は三
百円
(
びやくゑん
)
から五
百円
(
ひやくゑん
)
、一
泊
(
ぱく
)
は
千円
(
せんゑん
)
以上
(
いじやう
)
だと
云
(
い
)
ふ。
吾妻橋
(新字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
あくる朝、
指物師
(
さしものし
)
は
宿賃
(
やどちん
)
をはらって、あのテーブルを
背中
(
せなか
)
にしょいました。もちろん、にせものをもっていようなどとは
夢
(
ゆめ
)
にも知らず、
旅
(
たび
)
をつづけていきました。
「テーブルよ、ごはんの用意」と、金貨をうむロバと、「こん棒、ふくろから」
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
そのわずかな
宿賃
(
やどちん
)
も、はらうことができませんので、マタンは一
策
(
さく
)
を案じ出して、
宿屋
(
やどや
)
の主人からノミとツチを借り、木ぐつをつくって、金のかわりに、それではらうことにしました。
名なし指物語
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
宿賃(やどちん)の例文をもっと
(6作品)
見る
宿
常用漢字
小3
部首:⼧
11画
賃
常用漢字
小6
部首:⾙
13画
“宿”で始まる語句
宿
宿直
宿屋
宿酔
宿世
宿業
宿禰
宿場
宿怨
宿痾
検索の候補
木賃宿
糞賃宿
“宿賃”のふりがなが多い著者
永井壮吉
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
ヴィルヘルム・カール・グリム
永井荷風
新美南吉
吉川英治
小川未明