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宜加減
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いゝかげん
ふりがな文庫
“
宜加減
(
いゝかげん
)” の例文
云ふ女なり
何時
(
いつ
)
己
(
おれ
)
が手前に百兩などと云ふ大金を
預
(
あづけ
)
しやコレ
宜加減
(
いゝかげん
)
に
虚
(
うそ
)
を
吐
(
つけ
)
と恐ろしき眼色にて
白眼
(
にらみ
)
付けるを大岡殿見られコレ/\久兵衞當所を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
勤
(
つと
)
め久兵衞と申す者にて何も決して
怪
(
あや
)
しき者には御座なく候と申すに
馬籠
(
まごめ
)
岡村の兩人此包みは如何致したる品なるやと尋ねければ久兵衞は
拔
(
ぬか
)
らぬ
面
(
かほ
)
にてヘイ是は
下質
(
したしち
)
へ
下
(
さげ
)
に參る品で御座りますと云ふに兩人ナニ下質へ
下
(
さげ
)
に
行
(
ゆく
)
かとコレ
宜加減
(
いゝかげん
)
な
虚
(
うそ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
お文コレ段右衞門マア
強情
(
がうじやう
)
も
宜加減
(
いゝかげん
)
にお
仕
(
し
)
な
夫
(
をつと
)
三五郎が
庚申堂
(
かうしんだう
)
の畑際で
拾
(
ひろ
)
つて來た
烟草入
(
たばこいれ
)
其中に穀平から杉戸屋の富右衞門さんの所へ
遣
(
やつ
)
た手紙が
這入
(
はひつ
)
て居から杉戸屋の烟草入だと
言
(
いふ
)
事が知れ然も其時
妾
(
わたし
)
が
直
(
すぐ
)
に持て行うとする所へ
貴殿
(
おまへ
)
が來て其烟草入を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
宜
常用漢字
中学
部首:⼧
8画
加
常用漢字
小4
部首:⼒
5画
減
常用漢字
小5
部首:⽔
12画
“宜”で始まる語句
宜
宜敷
宜道
宜々
宜山
宜樣
宜都
宜城亭侯
宜麦
宜城