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女持
ふりがな文庫
“女持”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おんなもち
50.0%
をんなもち
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おんなもち
(逆引き)
直ぐにもう一つの紫の
女持
(
おんなもち
)
絹ハンカチを摘み上げて、同じように窓の明りで透かしてみたが、これには何も見当らず、ただ強いヘリオトロープの香気がしただけであった。
暗黒公使
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「うむ、玉水三郎……。」いいながら
急
(
せわ
)
しなく
懐中
(
ふところ
)
から
女持
(
おんなもち
)
の
紙入
(
かみいれ
)
を
探
(
さぐ
)
り出して、小さな名刺を見せ、「ね、玉水三郎。昔の吉さんじゃないぜ。ちゃんともう
番附
(
ばんづけ
)
に出ているんだぜ。」
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
女持(おんなもち)の例文をもっと
(2作品)
見る
をんなもち
(逆引き)
女持
(
をんなもち
)
の
銀煙管
(
ぎんぎせる
)
で、
時々
(
とき/″\
)
、
庭
(
には
)
を
指
(
さ
)
し、
空
(
そら
)
の
雲
(
くも
)
をさしなどして、
何
(
なに
)
か
話
(
はな
)
しながら、
靜
(
しづか
)
に
煙草
(
たばこ
)
を
燻
(
くゆ
)
らす。
松の葉
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「うむ、
玉水三郎
(
たまみづさぶらう
)
………。」
云
(
い
)
ひながら
急
(
せは
)
しなく
懐中
(
ふところ
)
から
女持
(
をんなもち
)
の
紙入
(
かみいれ
)
を
探
(
さぐ
)
り出して、小さな名刺を見せ、「ね、
玉水三郎
(
たまみづさぶらう
)
。昔の
吉
(
きち
)
さんぢやないぜ。ちやんともう
番附
(
ばんづけ
)
に出て
居
(
ゐ
)
るんだぜ。」
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
女持(をんなもち)の例文をもっと
(2作品)
見る
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
持
常用漢字
小3
部首:⼿
9画
“女”で始まる語句
女
女子
女房
女性
女中
女王
女郎花
女将
女郎
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泉鏡太郎
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泉鏡花