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大層
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てえそう
ふりがな文庫
“
大層
(
てえそう
)” の例文
一体
(
いってえ
)
は花魁に
大層
(
てえそう
)
な
装
(
なり
)
をさせては済むわけのものではねえのに、朝飯
前
(
めえ
)
には持上らねえような帯を締めて、大層な装なんぞしては済むめえ
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「船底潜らせだと?
大層
(
てえそう
)
お似合なこったよ。
違
(
ちげ
)
えねえや。元んとこへ戻れ、トムの
間抜
(
まぬけ
)
野郎め。」
宝島:02 宝島
(新字新仮名)
/
ロバート・ルイス・スティーブンソン
(著)
幸「此処は
大層
(
てえそう
)
香の物を
貴
(
たっと
)
むてえから、奈良漬を出すのは東京の者へ対しての天狗なんだよ」
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
由「蠅か……
私
(
わし
)
は黒豆かと思った、
大層
(
てえそう
)
居るねえ
真黒
(
まっくろ
)
で……旦那御覧なさい、此の蠅はどうも
酷
(
ひど
)
いじゃアございませんか、ハッ/\ハッとたちますとまた直ぐに来ます、
大変
(
ていへん
)
だ」
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
幸「虻……
大層
(
てえそう
)
居るぜ、
螫
(
さゝ
)
れると血が出ますからねえ……女中さん何かあるかえ」
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
お前さまが
此方
(
こっち
)
へ越してから荒物屋を始めたが、酒でも干物でも
廉
(
やす
)
いんで
大
(
おお
)
評判だよ、調法だってよ、仕入が皆江戸
物
(
もん
)
を買って来るだから
好
(
い
)
いでや、
此間
(
こねえだ
)
の
干魚
(
ひもの
)
なざア
大層
(
てえそう
)
うまかったが
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
半「縁側の戸が開いて居たから
其処
(
そこ
)
から
這入
(
へえ
)
って、
大層
(
てえそう
)
大勢様で、お
賑
(
にぎ
)
やかで」
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
何うせ銭の有る人間じゃアねえから、足を近く来るのではねえや、
大層
(
てえそう
)
な花魁だと名高いから、斯ういう時でなけりゃ会う事は出来ねえと思って、
態々
(
わざ/\
)
来たんだのに、早く出さねえと殴るぞ
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
層
常用漢字
小6
部首:⼫
14画
“大”で始まる語句
大
大人
大事
大袈裟
大分
大切
大抵
大概
大方
大丈夫