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夜話
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よばなし
ふりがな文庫
“
夜話
(
よばなし
)” の例文
近くの在所の
辻
(
つじ
)
の
商
(
あきな
)
い
屋
(
や
)
に、五六人の者が寄合って
夜話
(
よばなし
)
をしている最中、からりとくぐり戸を開けて酒を買いにきた女が、よく見るとあの娘であった。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
それが、何と、
明
(
あかる
)
い月夜よ。明神様もけなりがッつろと、二十三夜の月待の
夜話
(
よばなし
)
に、森へ下弦の月がかかるのを見て
饒舌
(
しゃべ
)
った。
不埒
(
ふらち
)
を働いてから十五年。
神鷺之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
友人
(
いうじん
)
曰
(
いはく
)
、我が
親
(
した
)
しき者
隣
(
となり
)
村へ
夜話
(
よばなし
)
に
往
(
ゆき
)
たる
皈
(
かへ
)
るさ、
途
(
みち
)
の
傍
(
かたはら
)
に
茶鐺
(
ちやがま
)
ありしが、頃しも夏の事也しゆゑ、
農業
(
のうげふ
)
の人の
置忘
(
おきわす
)
れたるならん、さるにても
腹
(
はら
)
悪
(
あし
)
きものは
拾
(
ひろ
)
ひ
隠
(
かく
)
さん
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
昔から諸国に
其
(
そ
)
んな例も沢山あったのだろうが、
唯
(
ただ
)
其
(
そ
)
の一地方の
夜話
(
よばなし
)
に残るだけで、
識者
(
しきしゃ
)
が研究の材料には
上
(
のぼ
)
らなかったのだ。いや、
然
(
そ
)
ういう例に
就
(
つい
)
て、もっと面白い話が有る。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
“夜話”の意味
《名詞》
夜間にする談話。
禅宗で夜間に住持が修行僧にする訓話。
(出典:Wiktionary)
夜
常用漢字
小2
部首:⼣
8画
話
常用漢字
小2
部首:⾔
13画
“夜話”で始まる語句
夜話草