“壇上”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だんじょう85.7%
だんじやう14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ、エレベエタアを一緒のはこで、身体からだれ合って降りたときと、挨拶あいさつ壇上だんじょうに登る際、降りて来たあなたとれちがったときとが、限りなく苦しかった。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
新しい洋服ようふくにからだをつつんで、全校の視線しせんをあびながら、はれの壇上だんじょうに立った光吉こうきちは、まどのそとの冬がれのおかから、母の慈愛じあいのまなこが自分を見まもっていてくれることを
美しき元旦 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)
天女てんによ御空みそらふがごと美音びおんは、こゝろなき壇上だんじやうはなさへさへゆるぐばかりで、滿塲まんじやうはあつとつたまゝみづつたやうしづまりかへつた。