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壇上
読み方 | 割合 |
だんじょう | 85.7% |
だんじやう | 14.3% |
只、エレベエタアを一緒の
箱で、
身体が
触れ合って降りたときと、
挨拶に
壇上に登る際、降りて来たあなたと
擦れちがったときとが、限りなく苦しかった。
新しい
洋服にからだをつつんで、全校の
視線をあびながら、はれの
壇上に立った
光吉は、
窓のそとの冬がれの
丘から、母の
慈愛のまなこが自分を見まもっていてくれることを
天女御空に
舞ふが
如き
美音は、
心なき
壇上の
花さへ
葉さへ
搖ぐばかりで、
滿塲はあつと
言つたまゝ
水を
打つた
樣に
靜まり
返つた。