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壇下
ふりがな文庫
“壇下”の読み方と例文
読み方
割合
だんか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だんか
(逆引き)
唯哲人ヘーゲルなるものありて、講壇の上に、無上普遍の真を伝ふると聞いて、向上
求道
(
ぐどう
)
の念に切なるがため、
壇下
(
だんか
)
に、わが
不穏
(
ふおん
)
底の疑義を解釈せんと欲したる清浄心の発現に
外
(
ほか
)
ならず。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
かねて何ぞの場合にはと、ひそかに買い求めて
閻王像
(
えんおうぞう
)
の
壇下
(
だんか
)
に隠しておいた
朱房
(
しゅぶさ
)
のついた
短槍
(
たんそう
)
と短剣。その短剣だけをふところに呑むと、彼は用事をよそおって、ぷいと街へ出ていった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
光覚は
壇下
(
だんか
)
に尊崇をあつめている教壇師だったが
無月物語
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
壇下(だんか)の例文をもっと
(3作品)
見る
“壇下”の意味
《名詞》
壇の下。
(出典:Wiktionary)
壇
常用漢字
中学
部首:⼟
16画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“壇”で始まる語句
壇
壇上
壇場
壇階子
壇石
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下壇
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久生十蘭
夏目漱石
吉川英治