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墨
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くろ
ふりがな文庫
“
墨
(
くろ
)” の例文
近江屋「なに、それはもつと小さい丸いので、ぶら
提灯
(
ぢやうちん
)
といふのだが、あれは
神前
(
しんぜん
)
へ
奉納
(
ほうなふ
)
するので、
周囲
(
まはり
)
を
朱
(
あか
)
で
塗
(
ぬ
)
り
潰
(
つぶ
)
して、
中
(
なか
)
へ
墨
(
くろ
)
で「
魚
(
うを
)
がし」と書いてあるのだ、
周囲
(
まはり
)
は
真
(
ま
)
ツ
赤
(
か
)
中
(
なか
)
は
真
(
ま
)
ツ
黒
(
くろ
)
。
心眼
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
あの娘は不動様へ又お参りに来ましょう、そこでまだ貴方を見ねえのだから
先刻
(
さっき
)
私
(
わっち
)
が話を聴いて見ると、斯ういう
墨
(
くろ
)
の羽織を着て、
斯々
(
これ/\
)
の方を御覧かと云ったら急いだから存じませんと云うから
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“墨”の意味
《名詞》
(すみ)書画を書くのに用いる黒色の液体。
(すみ)語義1の液体を得るために、油煙や松煙などから採取した煤を膠で練り固めたもの。
(出典:Wiktionary)
“墨”の解説
墨(すみ)とは、煤(すす)、膠(にかわ)、香料を主原料とする書画材料。煤や膠に少量の香料などを加えて練和し木型に入れて乾燥させたものは摺墨ともいう。このような硯で水とともに磨って用いる固形墨(こけいぼく)のほか、手軽に使えるよう液状に製造した液体墨(えきたいぼく)もある。固形墨を摺った液や液体墨は墨汁(ぼくじゅう)または墨液(ぼくえき)とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
墨
常用漢字
中学
部首:⼟
14画
“墨”を含む語句
墨汁
白墨
墨痕
墨縄
薄墨
墨色
淡墨
墨堤
唐墨
墨書
墨染
墨絵
筆墨
墨守
墨画
鍋墨
墨客
文人墨客
墨股
墨斗
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