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填
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つま
ふりがな文庫
“
填
(
つま
)” の例文
何万人という群が、あの広い新宿の大通にギッシリ
填
(
つま
)
って、押しあい、へしあい、
洪水
(
こうずい
)
の如く、流れ出てゆくのだった。すべては、徒歩の人間ばかりだった。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ここで
一
(
ひと
)
つ
変
(
かわ
)
っているのは、
私達
(
わたくしたち
)
が
殆
(
ほと
)
んど
少
(
すこ
)
しも
現世時代
(
げんせじだい
)
の
思
(
おも
)
い
出
(
で
)
話
(
ばなし
)
をしなかったことで、
若
(
も
)
しひょっとそれを
行
(
や
)
ろうとすると、
何
(
なに
)
やら
口
(
くち
)
が
填
(
つま
)
って
了
(
しま
)
うように
感
(
かん
)
じられるのでした。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
大きな爆弾のような恰好をしたものがギッシリ
填
(
つま
)
っていた。だがそれは爆弾ではなかった。ロケットB18号——と、鋼鉄の上に白いエナメルでもって書き綴られていた。
地球盗難
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
あまり
品
(
ひん
)
の
良
(
よ
)
くない
竜神
(
りゅうじん
)
さんでぎっしり
填
(
つま
)
っていました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
下瀬火薬
(
しもせかやく
)
のギッシリ
填
(
つま
)
った
魚雷
(
ぎょらい
)
を敵艦の
胴中
(
どうなか
)
に叩き込もうと、突進して行った。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
填
部首:⼟
13画
“填”を含む語句
装填
填合
填充
充填
裝填
穴填
補填
填補
充填物
填詞
填塞
継填
押填
填絮
填然
填漆
填捕
不足填補
填咽
土砂填充法
...