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団
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かた
ふりがな文庫
“
団
(
かた
)” の例文
旧字:
團
と
一処
(
ひとところ
)
に
団
(
かた
)
まるから、どの店も敷物の色ばかりで、枯野に
乾
(
ほ
)
した
襁褓
(
むつき
)
の
光景
(
ありさま
)
、七星の天暗くして、
幹枝盤上
(
かんしはんじょう
)
に霜深し。
露肆
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
女の死体の半焦げになった傍に小さな一
団
(
かた
)
まりの消炭のような物を置いてある所があった。私はそれは女の負ぶっていた子供の死体であろうと思った。
死体の匂い
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
杉を磨いた丸柱の前に
団
(
かた
)
まって、移庁論の影弁慶が、南部だとか北部だとか、鮭の鑑定でもないことを云って居るのがあれば、その後を
環
(
めぐ
)
る
椽
(
えん
)
の
欄干
(
らんかん
)
に
凭
(
もた
)
れかゝって
油地獄
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
団
常用漢字
小5
部首:⼞
6画
“団”を含む語句
集団
蒲団
団欒
団子
団十郎
大団円
座蒲団
布団
一団
羽団扇
団栗眼
団々
煮団子
団長
十団子
団体
団扇
炭団
地団駄
渋団扇
...