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周辺
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まわり
ふりがな文庫
“
周辺
(
まわり
)” の例文
旧字:
周邊
ちょうど
為事
(
しごと
)
から帰ってきた同宿の連中、夕飯を食っている者や、足を洗ってこれから食おうとする者や、四五人その
周辺
(
まわり
)
に居合せたが、皆黙ってにやにや笑っている。
世間師
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
勿論
(
もちろん
)
製造の本人
等
(
ら
)
は
如何
(
どう
)
でも
斯
(
こ
)
うでもして
磠砂
(
どうしゃ
)
と云う物を
拵
(
こしら
)
えて見ましょうと云う熱心があるから、臭いのも何も構わぬ、
頻
(
しき
)
りに試みて居るけれども、
何分
(
なにぶん
)
周辺
(
まわり
)
の者が
喧
(
やかま
)
しい。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
壁際
(
かべぎわ
)
や、
暖炉
(
だんろ
)
の
周辺
(
まわり
)
には
病院
(
びょういん
)
のさまざまの
雑具
(
がらくた
)
、
古寐台
(
ふるねだい
)
、
汚
(
よご
)
れた
病院服
(
びょういんふく
)
、ぼろぼろの
股引下
(
ズボンした
)
、
青
(
あお
)
い
縞
(
しま
)
の
洗浚
(
あらいざら
)
しのシャツ、
破
(
やぶ
)
れた
古靴
(
ふるぐつ
)
と
云
(
い
)
ったような
物
(
もの
)
が、ごたくさと、
山
(
やま
)
のように
積
(
つ
)
み
重
(
かさ
)
ねられて
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
“周辺”の意味
《名詞》
周辺(しゅうへん)
中心から離れた周りの部分。
(出典:Wiktionary)
“周辺”の解説
世界システム論で周辺(しゅうへん)、周囲(しゅうい)は、資本が乏しく、技術力も劣る発展途上国・地域をいう。世界システム論の提唱者ウォーラーステインは、周辺は中核の国(先進国)や地域に対し、不利な条件で、原料や食糧を供給させられ、貧困から抜け出せないとした。しかし、BRICsのようにまれに周辺から中核への上昇、またはその逆もある。
(出典:Wikipedia)
周
常用漢字
小4
部首:⼝
8画
辺
常用漢字
小4
部首:⾡
5画
“周”で始まる語句
周囲
周章
周
周圍
周防
周旋
周匝
周章狼狽
周瑜
周到