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同好
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どうこう
ふりがな文庫
“
同好
(
どうこう
)” の例文
神主
(
かんぬし
)
宮氏の家に
貞和
(
ぢやうわ
)
文明
(
ぶんめい
)
の頃の
記録
(
きろく
)
今に
存
(
そん
)
せり。
当主
(
たうしゆ
)
は
文雅
(
ぶんが
)
を
好
(
このみ
)
、
吟詠
(
ぎんえい
)
にも
富
(
とめ
)
り、
雅名
(
がめい
)
を
正樹
(
まさき
)
といふ。
余
(
よ
)
も
同好
(
どうこう
)
を以て
交
(
まじはり
)
を
修
(
おさ
)
む。
幣下
(
へいした
)
と
唱
(
となふ
)
る
社家
(
しやけ
)
も
諸方
(
しよはう
)
にあまたある大社也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
それではいくら
佳句
(
かく
)
と
好詩
(
こうし
)
ができたにしても、
贏
(
か
)
ち
得
(
う
)
る当人の愉快はただ二三
同好
(
どうこう
)
の評判だけで、その評判を差し引くと、
後
(
あと
)
に残るものは多量の不安と苦痛に過ぎない事に帰着してしまう。
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
此
(
この
)
人は
本郷
(
ほんごう
)
春木町
(
はるきちやう
)
に
居
(
ゐ
)
て、
石橋
(
いしばし
)
とは
進文学舎
(
しんぶんがくしや
)
の
同窓
(
どうそう
)
で、
予備門
(
よびもん
)
にも
同時
(
どうじ
)
に入学したのでありましたが、
同好
(
どうこう
)
の
士
(
ひと
)
であることは知らなかつたと見えて、
是
(
これ
)
まで
勧誘
(
くわんいう
)
もしなかつたのでありました
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
さて
余
(
よ
)
が
旧友
(
きういう
)
観励
(
くわんれい
)
上人は(椎谷ざい田沢村浄土宗祐光寺)
強学
(
きやうがく
)
の
聞
(
きこ
)
えあり、
甞
(
かつ
)
て
好事
(
かうず
)
の
癖
(
へき
)
あるを以てかの
橋柱
(
はしばしら
)
の文字を
双鈎刊刻
(
さうこうかんこく
)
して
同好
(
どうこう
)
におくり且
橋柱
(
はしばしら
)
に
題
(
だい
)
する
吟詠
(
ぎんえい
)
をこひ
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
さて
余
(
よ
)
が
旧友
(
きういう
)
観励
(
くわんれい
)
上人は(椎谷ざい田沢村浄土宗祐光寺)
強学
(
きやうがく
)
の
聞
(
きこ
)
えあり、
甞
(
かつ
)
て
好事
(
かうず
)
の
癖
(
へき
)
あるを以てかの
橋柱
(
はしばしら
)
の文字を
双鈎刊刻
(
さうこうかんこく
)
して
同好
(
どうこう
)
におくり且
橋柱
(
はしばしら
)
に
題
(
だい
)
する
吟詠
(
ぎんえい
)
をこひ
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
同
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
好
常用漢字
小4
部首:⼥
6画
“同好”で始まる語句
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