“吃(どんも)” の例文
根生(こんじやう)まがりの、ひねつこびれの、吃(どんも)りの、齒(はッ)かけの、嫌やな奴め、這入つて來たら散々と窘(いぢ)めてやる物を、歸つたは惜しい事をした、どれ下駄をお貸し、一寸見てやる
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
吃(どんも)りの、歯(はッ)かけの、嫌やな奴め、這入つて来たら散々と窘(いぢ)めてやる物を、帰つたは惜しい事をした、どれ下駄をお貸し、一寸(ちよと)見てやる、とて正太に代つて顔を出せば軒の雨だれ前髪に落ちて
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
信(のぶ)さんかへ、と受(う)けて、嫌(い)やな坊主(ぼうず)つたら無(な)い、屹度(きつと)筆(ふで)か何(なに)か買(か)ひに來(き)たのだけれど、私(わたし)たちが居(ゐ)るものだから立聞(たちぎ)きをして歸(かへ)つたのであらう、意地惡(いぢわ)るの、根性(こんぜう)まがりの、ひねつこびれの、吃(どんも)りの
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)