“どんも”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
根生こんじやうまがりの、ひねつこびれの、どんもりの、はッかけの、嫌やな奴め、這入つて來たら散々といぢめてやる物を、歸つたは惜しい事をした、どれ下駄をお貸し、一寸見てやる
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
どんもりの、はッかけの、嫌やな奴め、這入つて来たら散々といぢめてやる物を、帰つたは惜しい事をした、どれ下駄をお貸し、一寸ちよと見てやる、とて正太に代つて顔を出せば軒の雨だれ前髪に落ちて
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
のぶさんかへ、とけて、やな坊主ぼうずつたらい、屹度きつとふでなにひにたのだけれど、わたしたちがるものだから立聞たちぎきをしてかへつたのであらう、意地惡いぢわるの、根性こんぜうまがりの、ひねつこびれの、どんもりの
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)