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可愛
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かは
ふりがな文庫
“
可愛
(
かは
)” の例文
われら父上も、……あの
可愛
(
かは
)
いい妹も生きておぢやるてや。……ま白い象も棲んでおぢやるてや。嘘ぢや。
南蛮寺門前
(新字旧仮名)
/
木下杢太郎
(著)
牝牛
(
めうし
)
さん、
聞
(
き
)
いて
下
(
くだ
)
さい。
私
(
わたし
)
の
可愛
(
かは
)
いい
坊
(
ばう
)
や
達
(
たち
)
はね。きつと
美
(
うつく
)
しい
瑠璃色
(
るりいろ
)
をしてゐて、
薔薇
(
ばら
)
の
花
(
はな
)
みたいによい
匂
(
にほひ
)
がしますよ。そして
鈴
(
すゞ
)
をふるやうなよい
聲
(
こゑ
)
でちる/\と
歌
(
うた
)
ひますよ。
お母さん達
(旧字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
おさやんは私の母から私よりも大切なのかと思ふ程に
可愛
(
かは
)
ゆがられて居ました。おさやんは庭から帰るやうなことをせずに私の家では家の人のやうに用の手伝ひなどをして居ました。
私の生ひ立ち
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
「まあ、なか/\
可愛
(
かは
)
いい弟さんね。」と感嘆して見せた。
姉弟と新聞配達
(新字旧仮名)
/
犬養健
(著)
春の夜や歌に更かせし
小人
(
せうじん
)
の口元
可愛
(
かは
)
ゆき
笑
(
ゑみ
)
をしぞ思ふ
短歌
(旧字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
▼ もっと見る
可愛
(
かは
)
いい小鹿が焼け死ぬぞ。
とんぼの眼玉
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
可愛
(
かは
)
ヤ 機場も
おさんだいしよさま
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
可愛
(
かは
)
いい
我子
(
わがこ
)
の肉をさへ
食
(
は
)
むのである。
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
二歳
(
ふたつ
)
になる
可愛
(
かは
)
いいアウギユストよ
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
可愛
(
かは
)
いい、元気な
8
(
はち
)
の字少年隊。
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
可
常用漢字
小5
部首:⼝
5画
愛
常用漢字
小4
部首:⼼
13画
“可愛”で始まる語句
可愛想
可愛相
可愛気
可愛御堂
可愛児
可愛好
可愛嶽
可愛いお方