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午寐
ふりがな文庫
“午寐”の読み方と例文
読み方
割合
ひるね
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひるね
(逆引き)
青森
(
あおもり
)
あたりだとききました、
越中
(
えっちゅう
)
から出る薬売りが、
蓴菜
(
じゅんさい
)
が
一
(
いっ
)
ぱい浮いて、まっ
蒼
(
さお
)
に
水銹
(
みずさび
)
の深い湖のほとりで
午寐
(
ひるね
)
をしていると、急に水の中へ沈んでゆくような
心地
(
こころもち
)
がしだしたので
糸繰沼
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
いま
先方
(
さきがた
)
門野を呼んで
括
(
くく
)
り枕を取り寄せて、
午寐
(
ひるね
)
を
貪
(
むさ
)
ぼった時は、あまりに
溌溂
(
はつらつ
)
たる宇宙の刺激に堪えなくなった頭を、出来るならば、
蒼
(
あお
)
い色の付いた、深い水の中に沈めたい位に思った。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
いま
先方
(
さきがた
)
門
(
かど
)
野を
呼
(
よ
)
んで
括
(
くゝ
)
り
枕
(
まくら
)
を
取
(
と
)
り
寄
(
よ
)
せて、
午寐
(
ひるね
)
を
貪
(
むさ
)
ぼつた時は、あまりに溌溂たる宇宙の刺激に堪えなくなつた
頭
(
あたま
)
を、
出来
(
でき
)
るならば、
蒼
(
あを
)
い
色
(
いろ
)
の
付
(
つ
)
いた、
深
(
ふか
)
い
水
(
みづ
)
の
中
(
なか
)
に
沈
(
しづ
)
めたい位に思つた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
午寐(ひるね)の例文をもっと
(3作品)
見る
午
常用漢字
小2
部首:⼗
4画
寐
漢検1級
部首:⼧
12画
“午”で始まる語句
午
午後
午飯
午前
午餐
午過
午睡
午頃
午砲
午食
“午寐”のふりがなが多い著者
夏目漱石
長谷川時雨