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千日
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せんにち
ふりがな文庫
“
千日
(
せんにち
)” の例文
「そない言はんと、せめて秋まで延ばしなはらんかいな。そのうち
千日
(
せんにち
)
へでも
往
(
い
)
て、おもろい
奇術
(
てづま
)
を見てからにでもしたら
何
(
ど
)
うや。」
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
心ここにあらざれば
如何
(
いか
)
なる美味も
喉
(
のんど
)
を
下
(
くだ
)
らず、今や
捕吏
(
ほり
)
の来らんか、今や爆発の
響
(
ひびき
)
聞えん
乎
(
か
)
と、三十分がほどを
千日
(
せんにち
)
とも待ち
詫
(
わ
)
びつ
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
翁
(
おきな
)
も
姫
(
ひめ
)
もその
細工
(
さいく
)
の
立派
(
りつぱ
)
なのに
驚
(
をどろ
)
いてゐますと、そこへ
運
(
うん
)
わるく
玉職人
(
たましよくにん
)
の
親方
(
おやかた
)
がやつて
來
(
き
)
て、
千日
(
せんにち
)
あまりも
骨折
(
ほねを
)
つて
作
(
つく
)
つたのに、まだ
細工賃
(
さいくちん
)
を
下
(
くだ
)
さるといふ
御沙汰
(
ごさた
)
がないと
竹取物語
(旧字旧仮名)
/
和田万吉
(著)
火葬にしてその遺骨を親元に
送
(
おくっ
)
て
遣
(
や
)
ろうと両人相談の上、遺骸を大阪の
千日
(
せんにち
)
の火葬場に
持
(
もっ
)
て
行
(
いっ
)
て
焼
(
やい
)
て、骨を本国に送り、
先
(
ま
)
ず事は済んだ所が、私が千日から帰て三、四日経つとヒョイと
煩
(
わずら
)
い
付
(
つい
)
た。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
千
常用漢字
小1
部首:⼗
3画
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
“千日”で始まる語句
千日前
千日手
千日谷
千日家
千日捲
千日籠
千日紅