トップ
>
功
>
かう
ふりがな文庫
“
功
(
かう
)” の例文
長ずる所は
精整緻密
(
せいせいちみつ
)
、石を
描
(
ゑが
)
いて
一細草
(
いちさいさう
)
の
点綴
(
てんてい
)
を忘れざる
功
(
かう
)
にあり。句に短なりしは当然ならずや。
牛門
(
ぎうもん
)
の秀才
鏡花
(
きやうくわ
)
氏の
句品
(
くひん
)
遙に
師翁
(
しをう
)
の上に出づるも、
亦
(
また
)
この理に外ならざるのみ。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
果
(
はた
)
して
猿
(
さる
)
は
餓
(
う
)
ゑないで
居
(
ゐ
)
る。もう
今
(
いま
)
では
余程
(
よつぽど
)
の
年紀
(
とし
)
であらう。すりや、
猿
(
さる
)
のぢいさんだ。
道理
(
だうり
)
で、
功
(
かう
)
を
経
(
へ
)
た、ものゝ
分
(
わか
)
つたやうな、そして
生
(
き
)
まじめで、けろりとした、
妙
(
めう
)
な
顔
(
かほ
)
をして
居
(
ゐ
)
るんだ。
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
“功”の意味
《名詞》
(コウ)成し遂げた仕事。手柄。
(コウ)効果。
(コウ)経験・努力の蓄積。
(いさお)名誉ある功績。
(出典:Wiktionary)
功
常用漢字
小4
部首:⼒
5画
“功”を含む語句
功徳
功名
功績
成功
勲功
老功
功労
功驗
功力
神功
竣功
神功皇后
功名心
大成功
功果
功勞
千種有功
有功
功者
功名談
...