“千種有功”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちくさありこと50.0%
ちぐさありこと50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
和歌は千種有功ちくさありことに学び、陶器をつくって自作の歌を描き、いわゆる蓮月焼を世人から珍重されるようになるのは、父にわかれて、いよいよ独り者の身軽なきょうがいになってからのちのことである。
蓮月焼 (新字新仮名) / 服部之総(著)
はじめ、女史はその歌道を千種有功ちぐさありこと卿に学んだが、二十歳の年に縁あって薩摩の藩士、税所篤之氏に嫁いだのである。
税所敦子孝養図 (新字新仮名) / 上村松園(著)