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師翁
ふりがな文庫
“師翁”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しおう
50.0%
しをう
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しおう
(逆引き)
この許六と
師翁
(
しおう
)
との
附合
(
つけあい
)
は、美少年が盛りの春をすでに過ぎて、懐旧に
堪
(
た
)
えぬ
風情
(
ふぜい
)
を叙したものかと思われるが、細かな感じは私には説明ができない。次に
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
二つほど実例を挙げて説明すると、一つは最も有名な『冬の日』の第一篇の中ほどで、
師翁
(
しおう
)
の「
暁
(
あかつき
)
寒く火を
焚
(
た
)
きて」という句を
承
(
う
)
けて、次のような一続きがある。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
師翁(しおう)の例文をもっと
(1作品)
見る
しをう
(逆引き)
長ずる所は
精整緻密
(
せいせいちみつ
)
、石を
描
(
ゑが
)
いて
一細草
(
いちさいさう
)
の
点綴
(
てんてい
)
を忘れざる
功
(
かう
)
にあり。句に短なりしは当然ならずや。
牛門
(
ぎうもん
)
の秀才
鏡花
(
きやうくわ
)
氏の
句品
(
くひん
)
遙に
師翁
(
しをう
)
の上に出づるも、
亦
(
また
)
この理に外ならざるのみ。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
師翁(しをう)の例文をもっと
(1作品)
見る
師
常用漢字
小5
部首:⼱
10画
翁
常用漢字
中学
部首:⽻
10画
“師”で始まる語句
師走
師匠
師
師直
師父
師泰
師範
師賢
師岡正胤
師家
“師翁”のふりがなが多い著者
柳田国男
芥川竜之介