“勲功”のいろいろな読み方と例文
旧字:勳功
読み方割合
くんこう57.1%
いさお14.3%
いさおし14.3%
てがら14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
成功のあかつきは、博士のはかり知られざるその勲功くんこうに対し、いかなる褒賞ほうしょうでも上奏じょうそういたしましょう。いかなる勲章がおのぞみかな。ダイヤモンド十字章じゅうじしょうはいかがですな。
勲功いさおを励まし、あわれ百姓町人でなくば、その列について、自分たちもいて行きたいような感情をあらわして、歓送の手を打ち振っていた。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
張飛、趙雲、そのほかの士卒は、みな戦場から立帰って、敵の首級や鹵獲品ろかくひんを展じて、軍功帳に登録され、その勲功いさおしを競っていた。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
友達にいたっては、それは一種の勲功てがらである、男らしい立派な行為であるという。こういったわけで、いいことよりほか何一つ発見できなかったのです。