勲功てがら)” の例文
旧字:勳功
友達にいたっては、それは一種の勲功てがらである、男らしい立派な行為であるという。こういったわけで、いいことよりほか何一つ発見できなかったのです。
何か勲功てがらがあったので褒美ほうびに王様からほふった駱駝らくだを一匹もらった男があった。男は喜んで料理に取りかかった。なにしろ大きな駱駝一匹料理するのであるから手数がかかる。
愚かな男の話 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)