“勲爵”の読み方と例文
読み方割合
くんしゃく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その仲達は歿して、国葬の大礼をもって厚く祭られ、遺職いしょく勲爵くんしゃくは、そのまま息子の司馬師が継いだ。
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「わが目には、列臣の勲爵くんしゃくも、うらやましい物でなく、禁軍八百万の旌旗せいきといえど、物の数ではない」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「いや、王室へ功をいたしたわれわれ臣下にまだ勲爵くんしゃくの沙汰がないので、待っているわけです」
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)