勲功いさお)” の例文
旧字:勳功
勲功いさおを励まし、あわれ百姓町人でなくば、その列について、自分たちもいて行きたいような感情をあらわして、歓送の手を打ち振っていた。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
討たば、その軍功は当然、宇内うだい随一の勲功いさお。——いやでもこの全九州は菊池家の下風かふうに服せざるをえまい
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)