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刺
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そし
ふりがな文庫
“
刺
(
そし
)” の例文
肩
(
かた
)
を
怒
(
いか
)
らせ
炯々
(
けいけい
)
と眼を光らせた子路の姿が遠くから見え出すと、人々は孔子を
刺
(
そし
)
る口を
噤
(
つぐ
)
むようになった。
弟子
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
榛軒は先づ桂川桂嶼と所見を同じうして、晩出蘭学者の飜訳書に由つて彼邦医方の一隅を窺ひ、
膚浅
(
ふせん
)
粗漏を免れざるを
刺
(
そし
)
つた。しかし榛軒の
言
(
こと
)
は此に止まらない。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
東のは迂闊漢を
刺
(
そし
)
りて骨に入り、西のは一切世界唯心所造の理を片言に道破せり。共におもしろし。
東西伊呂波短歌評釈
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
賞めるといふことが、
刺
(
そし
)
るといふことと同じであるやうな場合を私はよく見出す……。
批評
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
想ふに茶山は鵬斎死期の近かるべきを聞いてゐて、妙々奇談中鵬斎を
刺
(
そし
)
る段を読み、「気之毒」の情は一層の深きを加へたことであらう。
譏刺
(
きし
)
は
立言者
(
りつげんしや
)
の免れざる所である。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
▼ もっと見る
京水が
刺
(
そし
)
ってあるのを見ては、
忌憚
(
きたん
)
なきの甚だしきだと感じ、晋が養父の賞美の語を
記
(
き
)
して、一の抑損の句をも
著
(
つ
)
けぬのを見ては、
簡傲
(
かんごう
)
もまた甚だしいと感ずることを禁じ得ない。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
“刺(
棘
)”の解説
棘(とげ、刺、朿)は、生物または人工物の表面における、固く頂点の鋭い円錐形の突起のこと。生物体または人工物を保護する役割で存在することが多い。また、比喩的に心に傷を与えるような言動に対して「棘のある」という言い方もする。前者の棘も後者の棘も、必要以上に多いと思われるときは「とげとげ」という擬態語で修飾される。
(出典:Wikipedia)
刺
常用漢字
中学
部首:⼑
8画
“刺”を含む語句
刺繍
刺青
突刺
諷刺
刺客
刺貫
刺戟
刺子
名刺
肉刺
串刺
刺激
刺止
刺股
絽刺
刺殺
刺々
芋刺
目刺
江刺
...