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刀剣
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とうけん
ふりがな文庫
“
刀剣
(
とうけん
)” の例文
旧字:
刀劍
四十面相が化けた古道具屋のおやじは、大きな仏像や、古いよろいや、人形や、
刀剣
(
とうけん
)
などにかこまれて、れいの小机の前に腰かけ、電話の受話器を耳にあてていました。
怪奇四十面相
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
此
(
こ
)
の
女像
(
によざう
)
にして、もし、
弓矢
(
ゆみや
)
を
取
(
と
)
り、
刀剣
(
とうけん
)
を
撫
(
ぶ
)
すとせむか、いや、
腰
(
こし
)
を
踏張
(
ふんば
)
り、
片膝
(
かたひざ
)
押
(
おし
)
はだけて
身搆
(
みがま
)
へて
居
(
ゐ
)
るやうにて
姿
(
すがた
)
甚
(
はなは
)
だとゝのはず、
此
(
こ
)
の
方
(
はう
)
が
真
(
まこと
)
ならば、
床
(
ゆか
)
しさは
半
(
なか
)
ば
失
(
う
)
せ
去
(
さ
)
る。
甲冑堂
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
況
(
ま
)
して流行の縞模様など考えて見たこともない程の
不風流
(
ぶふうりゅう
)
なれども、何か私に得意があるかと云えば、
刀剣
(
とうけん
)
の
拵
(
こしら
)
えとなれば、
是
(
こ
)
れは
善
(
よ
)
く出来たとか、小道具の
作柄
(
さくがら
)
釣合
(
つりあい
)
が
如何
(
どう
)
とか云う
考
(
かんがえ
)
はある。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
よしありげな
刀剣
(
とうけん
)
、
甲冑
(
かっちゅう
)
、置き物、手箱の類、びょうぶ、掛け軸などが、ところせましとならんでいるいっぽうのすみに、高さ一メートル半ほどの、長方形のガラス箱が立っていて、その中に
怪人二十面相
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
“刀剣”の意味
《名詞》
刀 剣 (とうけん)
刀や剣などの刃が付いており切ったり突いたりするための道具の総称。
(出典:Wiktionary)
“刀剣”の解説
刀剣(とうけん)とは、握りと同じ位かそれより長い刃もしくは剣身を備えている武器の総称。一般的には剣は両刃のものを指し刀は片刃のものを指すが、これに限らないものも存在する。詳細はそれぞれの項目を参照。
(出典:Wikipedia)
刀
常用漢字
小2
部首:⼑
2画
剣
常用漢字
中学
部首:⼑
10画
“刀剣”で始まる語句
刀剣類