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冰
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こほり
ふりがな文庫
“
冰
(
こほり
)” の例文
ぶたい花みちは雪にて作りたる上に板をならぶる、此板も一夜のうちに
冰
(
こほり
)
つきて
釘付
(
くぎづけ
)
にしたるよりも
堅
(
かた
)
し。
暖
(
だん
)
国に
比
(
くらぶ
)
れば
論
(
ろん
)
の
外
(
ほか
)
なり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
爲損
(
しそん
)
じたるときの用心には腰なる拳銃あり。丙。この
小刀
(
こがたな
)
も馬鹿にはならぬ
貨物
(
しろもの
)
なり。(かの身材小さき男は
冰
(
こほり
)
の如き短劍を拔き出だして手に持ちたり。)乙。早く
※
(
さや
)
に納めよ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
「売冰図。堅冰六月浄璘々。叫売歩過入軟塵。応是仙霊投砕玉。活来熱閙幾場人。」売冰は
何
(
いづれ
)
の国の風俗であらうか。当時の江戸に
冰
(
こほり
)
を売るものがあつたか、どうかは不詳である。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
ぶたい花みちは雪にて作りたる上に板をならぶる、此板も一夜のうちに
冰
(
こほり
)
つきて
釘付
(
くぎづけ
)
にしたるよりも
堅
(
かた
)
し。
暖
(
だん
)
国に
比
(
くらぶ
)
れば
論
(
ろん
)
の
外
(
ほか
)
なり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
後にはかのふみ我にさへ面白くなりて、今は早や三たび閲しつ。その地獄のめでたさよ。汝はハツバス・ダアダアの墮つべきを何處とか思へる。火のかたなるべきか、
冰
(
こほり
)
のかたなるべきか。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
▼ もっと見る
客
(
きやく
)
のもてなしもしつくして
殆
(
ほとんど
)
倦果
(
うみはて
)
、
終
(
つひ
)
には役者
仲間
(
なかま
)
いひあはせ、川の
冰
(
こほり
)
を
砕
(
くだき
)
て水を
浴
(
あび
)
千垢離
(
せんごり
)
して
晴
(
はれ
)
を
祈
(
いの
)
るもをかし。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
客
(
きやく
)
のもてなしもしつくして
殆
(
ほとんど
)
倦果
(
うみはて
)
、
終
(
つひ
)
には役者
仲間
(
なかま
)
いひあはせ、川の
冰
(
こほり
)
を
砕
(
くだき
)
て水を
浴
(
あび
)
千垢離
(
せんごり
)
して
晴
(
はれ
)
を
祈
(
いの
)
るもをかし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
且水の
冰
(
こほり
)
は地中に
在
(
あ
)
りても
消易
(
きえやすき
)
ものなり、
是
(
これ
)
他
(
た
)
なし、水は極陰の物なるゆゑ陽に
感
(
かん
)
じ
易
(
やすき
)
ゆゑなり。我越後に
削氷
(
けづりひ
)
を視て
思
(
おもふ
)
に、かの
谷間
(
たにあひ
)
に
在
(
あり
)
といひしは
天然
(
てんねん
)
の氷室なり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
且水の
冰
(
こほり
)
は地中に
在
(
あ
)
りても
消易
(
きえやすき
)
ものなり、
是
(
これ
)
他
(
た
)
なし、水は極陰の物なるゆゑ陽に
感
(
かん
)
じ
易
(
やすき
)
ゆゑなり。我越後に
削氷
(
けづりひ
)
を視て
思
(
おもふ
)
に、かの
谷間
(
たにあひ
)
に
在
(
あり
)
といひしは
天然
(
てんねん
)
の氷室なり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“冰”の解説
冰(ひょう)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
冰
部首:⼎
6画
“冰”を含む語句
下冰壮夫
冰々
下冰男
井冰鹿
冰人
冰室
冰水
冰片
冰釈
冰雨
生冰
碓冰
秋山下冰壮夫