“像(かたど)” の例文
卑しい傀儡(くぐつ)の顔を写しましたり、不動明王を描く時は、無頼(ぶらい)の放免(はうめん)の姿を像(かたど)りましたり、いろ/\の勿体(もつたい)ない真似を致しましたが
地獄変 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
私が何らかの仕方で神の姿と像(かたど)りに従って作られたということ、また神の観念がそのうちに含まれるこの像りが
さて衆神の書記たるトットがこれを諸神に告げるのだ。また第九図のごとく豕(いのこ)に像(かたど)った悪人の魂を舟に載せて、もう一度苦労すべく娑婆(しゃば)へ送還する画もある。
西洋の摺(す)り物のようなものから物の形を像(かたど)ったものは何んでも参考材料とし、一方にはまた自然に面して自然をそのまま写して行くことを長い間研究したことでありますが、……しかし
猫が人に子を取らるるを患(うれ)いてその子を啖(く)い(ロメーンズの『動物の智慧』一四章)、諸方の土蕃が親の尸(しかばね)を食い、メキシコ人等が神に像(かたど)った餅を拝んだ後食うたなども同義である。