“映像”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かげ25.0%
うつ25.0%
イメエジ25.0%
イメジ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
盾のおもてに映して、はじめて彼は安全に、ゴーゴンの顔の映像かげを見ることが出来るのでした。
めづらなる月の世界の鳥獣とりけもの映像うつすと聞けり。
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
我々とは社の村田君、友住君、国際通信社のジョオンズ君ならびに私の四人である。そもそも車屋なる言葉が、日本人に与える映像イメエジは、決して薄ぎたないものじゃない。
上海游記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
彼の頭の中はまとまらない断片的な映像イメジのために絶えず往来された。その中には今朝見たお延の顔もあった。停車場ステーションまで来てくれた吉川の書生の姿も動いた。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)