“体力”の読み方と例文
旧字:體力
読み方割合
たいりょく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ、もっとたい、もっとりたい、もっとあじわいたいという欲望よくぼうは、かずかぎりなくあったが、だんだん体力たいりょくおとろえるのをどうすることもできませんでした。
町の真理 (新字新仮名) / 小川未明(著)
また山をじ川をわたり、世の塵紛じんふんを忘れて神洞しんどう仙窟せんくつに遊ぶがごとく、おおい体力たいりょくの重量をすに至れり。
わかい、健康けんこう男女だんじょは、それぞれ工場こうじょうへいき、活溌かっぱつはたらいたのですが、正吉しょうきちは、それらのひとたちとおなじことはできず、ある電気工場でんきこうじょうつとめて、体力たいりょくにふさわしい仕事しごととして、ニクロムせんいたり
心の芽 (新字新仮名) / 小川未明(著)