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伝写
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でんしや
かの橋柱は
後に
御領主の
御蔵となりしとぞ。
椎谷は
余が
同国なれども幾里を
隔たれば其
真物を
不見、今に
遺憾とす。
姑伝写の
図を以てこゝに
載つ。
かの橋柱は
後に
御領主の
御蔵となりしとぞ。
椎谷は
余が
同国なれども幾里を
隔たれば其
真物を
不見、今に
遺憾とす。
姑伝写の
図を以てこゝに
載つ。
新撰字鏡に鮭の字を
出しゝは
鮏と
鮭と字の
相似たるを以て
伝写の
誤りを
伝へしもしるべからず。
鮭は
河豚の事なるをや。
下学集にも
鮭干鮭と
並べ
出せり。
宗二が
文亀本の節用集にも
塩引干鮭とならべいだせり。これらも
鮏と
鮭と
伝写のあやまりにや。
駒谷山人が
書言字考には○
鱖○
石桂魚○
水豚○
鮭と
出して、
注に和名抄を引て本字は
鮏といへり。